さくらサイエンスプランHOME > 活動報告 > 公募計画コース > 第153号

[本文]

活動報告(公募計画コース) 第153号

インドの学生がドローンを用いた橋梁調査について学ぶ
広島大学大学院工学研究科からの報告

広島大学大学院工学研究科

 広島大学大学院工学研究科では12月3日~12月22日の20日間、ピラニ・インド中央電子工学研究所から大学院生を2名、インド情報技術大学ハイデラバード校から大学院生を2名、バーラ技術科学大学ピラニ校から大学院生1名と研究者1名の計6名を招へいし、共同研究プログラムを実施しました。

 12月3日に到着し、翌日は実施内容の説明や受け入れ研究室の紹介、研修に使用する装置のセットアップなどを大学内で行いました。

 12月5日に受け入れ研究室の関係学生や職員とともに広島市内の平和記念公園の視察を行いました。原子爆弾による被害やその後の日本の復興、後世の平和について各々感じたことがあったと思います。


広島平和記念公園にて

 12月7日は受け入れ機関の関係学生の研究内容に関する講演およびディスカッションが行われました。研修生は講演された研究内容を興味深く聞き、将来のコラボレーションを見据えた議論を行いました。また、同世代の学生の研究内容を知り、刺激を受けたようです。


広島大学学生による研究紹介及びディスカッションの様子


広島県土木協会による講演の様子

 12月8日~10日は広島大学内で高速ビジョンに関する実習を行いました。その後、12月11日に橋梁の現場視察を行いました。なお、本視察は広島県土木協会、広島県道路公社、計測リサーチコンサルタント、呉市のご協力を得て実施しました。

 視察の始めに、広島県土木協会による橋梁アセットマネジメントに関する講演が行われました。その後、呉市に移動し、比較的小型な橋梁である三津田橋の現地視察を行いました。ここでは、小型な橋梁の点検法などについての説明や実際に実演が行われました。続いて、比較的大型な橋梁である安芸灘大橋へ移動し、現地視察を行いました。ここでは、橋梁の調査を行う一つの方法であるドローンを用いた画像検査の実演や橋梁内部や主塔の現場視察を行いました。研修生らは、熱心に視察場所について質問すると共に、周辺の瀬戸内海の美しい景色についても大いに楽しんでいました。


ドローンによる橋梁調査の実演


安芸灘大橋での集合写真

安芸灘大橋主塔での集合写真

 12月14日はマツダミュージアム視察およびヒロテックの工場見学を行いました。マツダミュージアムでは、歴代の車やエンジンなどの技術史の説明を受け、さらに工場のラインの見学を行いました。ヒロテックでは、プレス加工工場を見学し、工場内で積極的にロボット技術が使用され自動化されていることに驚いていました。


マツダミュージアムでの集合写真


ヒロテックでの集合写真

 12月15日~18日は広島大学内で高速ビジョンに関連した実習を行いました。12月21日は、本研修の最後の総括として、研修生による報告会を行いました。受け入れ機関の関係学生と将来展望についてディスカッションを行いました。最後に、プログラムの修了証を授与しました。


報告会


報告会参加者の集合写真

 インドからの招へい者はプログラムを通じて日本における先端技術の一部に触れることにより、今後の母国における技術向上に貢献したいと意欲を掻き立てられたようです。また、本学における学生にとっても有意義な国際交流の場になりました。

 この機会を提供いただきました科学技術振興機構(JST)、並びに関係各位のご支援ご尽力に心より御礼申し上げます。

活動報告