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活動報告(公募計画コース) 第148号

最先端植物工場と農場訪問を軸とした日中科学技術交流
明治大学からの報告

明治大学

 明治大学では2015年10月2日から10月9日まで、中国の清華大学から学生7名(ポスドク1名、大学院生3名、学部生3名)を招へいし、交流プログラムを実施しました。

 今回のプログラムは、本学の最先端技術が集結した施設を中心に見学し、その分野で学習・研究している学生との交流を図りました。その他にも、外部機関を訪問・見学し、日本の科学技術の高さを体感してもらいました。

 来日した当日は到着時間が遅いこともあり、駿河台キャンパスにある図書館などの施設案内をしました。滞在中は本学の図書館が使えるので、学生たちは熱心に蔵書を見て回りました。

 10月3日午前中はオリエンテーションを実施し、午後は日本科学未来館を訪問しました。オリエンテーションでは、国際連携本部長の勝悦子教授(政治経済学部)と国際連携副本部長の田中友章教授(理工学部)が出席し、国際関係について清華大学学生と議論し、短時間ながらも本プログラムに対する学生の士気を高めていました。


日本科学未来館にて、最新技術に触れる

 日本科学未来館では見学するだけなく、体験できる設備も多くあり、専門分野外の科学技術に対しても楽しみながら興味を持ってもらいました。

 10月5日は明治大学黒川農場と植物工場基盤技術研究センター、振動実験解析棟、機械力学研究室(松岡研)を見学・訪問しました。黒川農場では、先進的野菜生産システムを導入した温室があり、新しい農業の利便性や作業効率、安全性について学習しました。植物工場基盤技術研究センターでは、使用する電力を自然エネルギーで発電し、排液を出さない資源循環型の工場を目指している説明をしました。


機械力学研究室(松岡研)の学生と交流

明治大学黒川農場にて新しい農業形態を視察

 振動実験解析棟と機械力学研究室では、振動に関する講義を受け、地震の多い国でその技術がどのように活用されているのかを学びました。

 6日は本学理工学部生との研究発表会、各研究室を訪問しました。研究発表会では、お互いに研究内容を英語で発表・議論し、参加した両学生にとって貴重な体験となりました。その後、雪氷物理学研究室、機械工学科ロボット工学研究室、脳回路機能研究室を訪問し、最後に免震構造を見学しました。


ロボット工学の実験の様子

 7日は海洋研究開発機構を訪問し、海洋調査およびそこに用いられている技術の説明を受けました。翌日は物資・材料研究機構を訪問し、これまで見てきた科学技術を素材という新しい観点から捉える説明を受けました。


JAMSTECにて水圧の実験

NIMSにて資材の断面図を詳細に見る

 今回の交流を通じて、清華大学学生は幅広い分野の最先端科学技術に触れることができ、本学学生と研究について意見交換することができ、非常に活発な交流となりました。これを機に、学生交流や共同研究等がいっそう活発になることを期待しています。


修了式にて

活動報告