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活動報告(公募計画コース) 第65号

多くの研究室に所属して実学を研修
タイ・チュラロンコーン大学の理系学生と共同研究
青山学院大学理工学部からの報告

青山学院大学

 6月1日から2カ月間、タイ・チュラロンコーン大学の学生11名(さくらサイエンスプラン対象者10名)を青山学院大学理工学部にインターンシッププログラムの研修生として招聘しました。プログラム期間中に11名の学生は、物理・数理学科、電気電子工学科、経営システム工学科、情報テクノロジー学科など自分の研究テーマにあった研究室に所属し、それぞれのテーマについて担当教員および研究室メンバー(本学学生・院生)と一緒に研究活動を行いました。
 各自の研究テーマは、これまでの経験や興味を踏まえて担当教員と相談のうえ決定し、10名の担当教員のもと実験や議論を重ね課題に取り組み、実際に日本での研究活動に触れ、それそれの分野における技術の状況に関しても学びました。


研究室での活動の様子①


研究室での活動の様子②

 7月16日、17日には学外から有識者を2名お招きし、日本の技術の現状および課題についてご講演をいただきました。

7月16日:慶應義塾大学環境情報学部准教授 中澤 仁 氏
講演テーマ: "Sensorizing Cities"人々の生活から情報を収集し、データ解析をすることにより、公共サービス向上につなげる取組みについて

7月17日:東京電力技術開発センター 中島 達人 氏
講演テーマ:"Electric Power Networks and Renewable Energy Sources in Japan" 日本の電力事情について
いずれも招聘学生には興味深い話題であり、学生たちからも活発な質疑があり、タイと日本との差についても考えるよい機会となりました。

7月18日、22日には招聘学生それぞれが研究成果に関するプレゼンテーションを行いました。


招へい学生が研究成果についてプレゼンテーションを行いました。

招へい学生それぞれが研究成果についてプレゼンテーションを行いました。


研究発表プレゼンテーションの様子

7月23日には、科学技術館と東京タワーを見学しました。科学技術館には体験型の展示が数多くあり、招聘学生達は興味深く見学していました。また、東京タワー見学では、幸運にも空が晴れていたため、展望台から東京の景色を広く眺めることができました。


科学技術館見学の様子

東京タワー見学

7月24日の夕方にFarewell partyを開催しました。招聘学生と指導教員、助教、そして各研究室の学生約50名、それ以外に招聘学生がキャンパス内の学生寮に宿泊していたため、その寮の仲間も参加し最後の交流会を開催しました。


Farewell Partyにて。修了書を授与されて記念撮影。

さくらサイエンスプランおよび学部からの修了証授与の後に、招聘学生より担当教員へのお礼と、一緒に研究活動をした日本人学生の仲間への感謝の言葉が述べられました。今後も研究活動を含めて積極的に連絡を取り合うことをお互い約束し、日本へ進学や就職のために戻ってきたいとの感想があり閉会となりました。

今回の招聘学生の活動は研究活動が中心のため、研究室メンバーと毎日机を並べながら交流が行われました。研究内容以外にもそれぞれの文化や双方の大学の違いなど、いろいろな話題を通じて学生同士がお互いに理解を深めながら過ごすことができました。

研究のアプローチや作業の進め方の違いなど、刺激を受けることも多く、英語・日本語・タイ語を取り混ぜながらコミュニケーションが進み、本学の学生たち自身の視野も広がり、海外の研修を希望する学生が増えました。招聘した学生と受け入れる側双方に効果的なプログラムとなりました。

年々、本学へのインターンの希望者も増えています。今後、受け入れ大学を増やし、プログラムをより充実させ、このような事業を活用させていただき、アジア各国の学生との交流の場を広げていければと考えております。

活動報告