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活動報告(公募計画コース) 第57号

水道技術の維持管理方法や水道水質基準の遵守などの実践を研修
インドネシアの学生10名が日本で環境技術を学ぶ(その1)
中央大学理工学部からの報告

中央大学理工学部

 インドネシア・バンドン工科大学の学部生10名と引率者1名が成田空港に到着しました。東京はあいにくの悪天候でしたが、雲間から差す夕日や高速道路から覗く東京ディズニーランドに興奮を隠しきれない様子でした。これから9日間の活動を通して、日本の環境技術を勉強しながら、東京の食・文化・都市もエンジョイできるようにサポートしていきたいと思います。初日は早速、”さぬきうどん”を堪能しました。


成田空港に到着

夕食はさぬきうどんを堪能しました。

 2日目の午前、清瀬水再生センターを訪問しました。同センターは、通常の活性汚泥処理に汚泥焼却炉を備えた下水処理場で、多摩地区の都市下水を広域的に処理するための施設です。最初に東京都の職員の方から下水の広域処理の概要と処理フローについて講義していただいた後に、処理場を一通り見学しました。最後に見た流動床式の汚泥焼却施設では、配管がたくさん張り巡らされた大きな焼却炉を前に、全員で集合写真を撮りました。下水処理場が循環型社会の一躍を担う施設であることを、実感する良い機会になったと思います。


清瀬水再生センターを見学

清瀬水再生センターを見学(2)

 2日目の午後には、朝霞浄水場を訪問しました。朝霞浄水場は、東京都で一番大きな浄水場で、高度な水質を得るためにオゾンと活性炭で水を浄化しています。東京都の水道は、世界でもトップレベルの漏水率と浄水水質を誇ります。インドネシアの学生も東京都の水道技術には大変興味があるようで、高度な浄水の製造プロセスを見学すると共に、その維持管理方法や水道水質基準の遵守に向けた取り組みなど、職員の方に積極的に質問していました。


朝霞浄水場を見学(1)

朝霞浄水場を見学(2)

 3日目、中央大学後楽園キャンパスを初めて訪問しました。午前に今回のさくらサイエンスプランの実施担当者である理工学部 山村寛准教授によるオリエンテーションが行われました。冒頭には、理工学部長 石井靖教授から、歓迎の挨拶がありました。


オリエンテーションのあと、中大生と記念撮影

 午後からキャンパス・ツアーを実施しました。都心の大学を見るのは初めてとのことで、ぎゅっと圧縮されたキャンパスに研究室が並ぶ様子を珍しそうに見学していました。途中、計算力学研究室(都市環境学科 樫山和男教授)を訪問した際には、3次元で流れを可視化する技術を体感しました。今回初めてバーチャルリアリティーを体験し、その臨場感に学生一同興奮していました。


水代謝システム工学研究室で膜に関する実験を体験。

水代謝システム工学研究室で膜に関する実験を体験(その2)

 夕方には中央大学の学生も参加し、交流会を開催しました。
石井学部長からの挨拶の後、ハラル料理を囲んで歓談しました。ここでは日本人学生も参加しましたが、たどたどしい英語と身振り手振りでの会話にもかかわらず、同年代ということもあり、すぐに打ち解けていました。最後に、バンドン工科大学の学生から、インドネシアの伝統的な歌とAKB48の代表曲のインドネシアバージョンを披露していただきました。楽しい交流会になりました。


学生交流会にて。

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