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活動報告(公募計画コース) 第46号

ホストファミリー宅にも滞在して肌で感じる交流を展開
インドネシア・タイの高校生が静岡で日本の科学や文化を体験

静岡大学グローバル企画推進室

 静岡大学グローバル企画推進室では、アジアブリッジプログラム(ABP, 注1)の一環として、ASEAN地域をリードするタイ及びインドネシアから、科学技術分野への関心の高い優秀な高校生を10名、教員を2名招聘しました。

 将来の日本留学を動機付け、アジアの架け橋として、地域全体の科学技術の発展に貢献する人材育成の出発点となるように本プログラムを企画、実施しました。

 プログラム前半は、浜松市に滞在し、静岡大学浜松キャンパスにて、情報学部及び工学部を訪問。情報学部では「バイクのふるさと浜松」の特色を活かした最新ICT技術「Bikeinformatics」について紹介を受け、参加者からは母国での活用方法に関する様々なアイディアが出されました。


7月22日静岡大学情報学部にて「バイクのふるさと浜松」

 次に工学部では、パワーエレクトロニクスとナノメカトロニクスの二つの研究室を訪問し、教員や学生と活発に交流、意見交換を行いました。


7月24日静岡大学工学部にて

 プログラム二日目には、スーパーサイエンスハイスクールの県立浜松工業高等学校を訪れ、参加者の出身高等学校ごとに、自国の文化やサイエンスに関するプレゼンテーションを日本語や英語で行った。同じ高校生との交流は特に楽しかったようで、「もっと時間があれば良かった。」との声が多く聞かれました。


7月22日浜松工業高等学校にて①

7月22日浜松工業高等学校にて②

 その他、浜松に滞在中は、浜松科学館、浜松城、浜松楽器博物館及びスズキ歴史館も見学し、猛暑の中にもかかわらず、参加者は熱心にプログラムをこなしました。


7月23日高柳記念館訪問

 週末は、公益財団法人浜松国際交流協会の支援を得て、2泊、ホストファミリー宅に滞在しました。土曜日には、株式会社あらまほしが主催(掛川市、東山いっぷく処協力)する「掛川グリーンティーツアー」にホストファミリーと参加し(希望者のみ)、世界農業遺産に認定された「茶草場農法」について学び、茶葉の手揉み体験をしました。ホストファミリーと過ごした時間の中で日本の日常生活を垣間みることができたとの感想が多く聞かれました。


7月25日掛川グリーンティーツアー

7月25日掛川グリーンティーツアー「茶葉の手揉み体験」

 プログラムの後半は、静岡市に滞在し、静岡科学館る・く・る及び東海大学海洋博物館を見学後、静岡大学静岡キャンパスにて、農学部及び理学部を訪問しました。農学部では、実際に植物や木材に触れ、参加者からはたくさんの質問が出されました。また理学部では、走査型電子顕微鏡(SEM)を実際に操作する機会が設けられ、植物や昆虫の写真がお土産となりました。


7月27日静岡大学農学部にて

7月27日静岡大学理学部にて

 最終日の閉会式では、静岡大学に在籍する留学生も招待し、大学でのキャンパス生活について見聞きしたり、8日間をともに過ごしたインドネシア人・タイ人高校生はおたがいの連絡先を交換したり、また、タイ人高校生から踊りの披露があったりと、終始なごやかな雰囲気の中、プログラムを終了することができました。非常に忙しいスケジュールの中、心から満足した様子で、帰国後、静岡大学への留学に向けて具体的に取り組んでいると語ってくれています。


7月27日プログラム閉会式にて

 注1)静岡大学は今年度よりアジアブリッジプログラム(ABP)を開始しました。静岡県内企業が多く進出するタイ、インドネシア、ベトナム、インドを重点地域とし、優秀な日本人学生及び留学生の選抜・育成・人材輩出を通じて地域と産業のグローバル化への貢献を目指しています。

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