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活動報告(公募計画コース) 第13号

ロボットがロボットを作る工場や産業用ロボットのデモも見学
タイの学生が久留米で日本の科学技術を体験

久留米工業高等専門学校

7月5日~11日の日程で、タイ・モンクット王工科大学ラカバン(KMITL)情報学部の1,2年生10名が来日し、久留米高専と交流活動を行いました。このプログラムは昨年度に引き続くもので、主な目的は招へい学生が上級生になった際に、より長期のインターンや学生として再来日するきっかけを提供することです。従って,活動初日はキャンパスツアーにはじまり、6月からインターンとして来日中の上級生が久留米高専で学ぶ毎日について説明しました。また,プログラミングに関するコンテストへの参加を目的とした、プログラミングラボ部との交流を行いました。


制御情報工学科の学生と一緒に集合写真


インターンで来日中の上級生からの説明

プログラミングラボ部の学生との交流

二日目は日本の工業技術について知ってもらうため、インターン中の学生と一緒に安川電機ロボット工場と産業技術総合研究所九州センターを見学に行きました。安川電機では「ロボットがロボットを作る工場」や産業用ロボットのデモを見学し、その水準の高さに目を見張っていました。また,産総研では研究と産業の橋渡しを行うといった研究所の趣旨,明治15年に設立された農商務省地質調査所務を起源とする歴史に感心した様子でした。


安川電機ロボット工場の見学

産総研の太陽電池モジュール信頼性評価について学ぶ

三日目は主に専攻科生との交流を行いました。初めにそれぞれの代表から挨拶を行い、グループに分かれて交流を深めました。専攻科生のアンケートでは大変有意義であり、今後も続けて欲しいとの意見が大多数でした。


モンクット王工科大学ラカバン(KMITL)について説明するタイの学生

専攻科生との交流-グループに分かれてのディスカッション

四日目は福岡青少年科学館を見学し、最先端の科学について学びました。午後は高専に戻り、制御情報工学科との交流を行いました。


福岡青少年科学館でお絵かきロボットに感心する

交流最終日の10日は専攻科2年生の技術英語に参加してもらい、専攻科生の研究内容に対する質疑を行いました。その後、機械工学科1年の機械加工実習を見学しました。木型の製作や鍛造といった、ものづくりの基礎実験を見るのは初めてで大変興味深かったそうです.最後に校長先生が修了証明書を授与し、本プログラムを終了しました。


機械工学科の機械加工実習を見学。鍛造についての説明を聞く

さくらサイエンスプランの修了書を受け取り、校長先生と記念撮影

交流プログラム終了後、招へい学生には任意形式で感想文を書いてもらいました。全員が招へいしてくださったことに深く感謝し、工場見学、学生交流ともに楽しく、大変有意義であったとのことでした。昨年度招へいした学生のうち1名は北九州高専のインターンに参加し(残念ながら本校の女子寮に空きが無く受け入れることができませんでした)、もう1名は電気通信大学に留学する予定だと聞いており、さくらサイエンスプランの効果は確実に発揮されていると思います。各種交流会に参加した高専生の評価も高く、非常に良い経験をさせていただきました.JSTの支援に深く感謝いたします。

活動報告