さくらサイエンスプランHOME > 活動報告 > 公募計画コース > 第5号

[本文]

活動報告(公募計画コース) 第5号

中国の研究者と太陽電池材料について共同研究

電気通信大学先端超高速レーザー研究センター

中国科學院上海光學精密機械研究所において太陽電池材料の研究を進めている準教授Du Juan 博士と学生のHan DongjiaさんとLi Zehanさんは、共同で非常に有望な新材料群を作っていますが、今回の研究課題はそれを用いて、当研究室で開発中の世界最短(10-フェムト秒以下)パルス幅の可視光パルスレーザーを光源とする超高速分光装置を用いて高速な荷電担体の動力学を研究しようとするものでした。

画像:平成27年6月8日に3名が来日、先端超高速レーザー研究センター・小林孝嘉研究室前にて集合写真
平成27年6月8日に3名が来日、先端超高速レーザー研究センター・小林孝嘉研究室前にて集合写真
画像:先端超高速レーザー研究センター研究室前にて集合写真
同じく、先端超高速レーザー研究センター研究室前にて集合写真

さらには、高出力パルスレーザー開発に必要な、反射鏡の開発のために必要な鏡のレーザー光に対する光損傷についてその機構を解明するというテーマも研究したいという希望を持っていました。当研究室のレーザーグループの最新技術を利用して共同研究にあたる。これによって中国若手グループとの世界でトップクラスの国際共同研究が可能になる。また電通大の太陽電池を研究している他研究室とも連携を求めることができる。

中国から持参される新材料群は太陽電池の新たな可能性を有しており、当研究室の持つ世界レベルの超高性分光装置を用いた共同研究により、両者によって得られる成果は国際的に評価される可能性が高いと思われる。

3週間の共同研究のため3名の研究者が来日しました。今回の共同研究のテーマである太陽電池材料研究において、中国と当研究室で行った実験結果をもとに私が新しい理論をつくり、メンバー3人に丁寧なレクチャーを行った。その後3人は当研究室の実験室にて計測を行い、滞在中に新たに研究を進めることができた。

画像:太陽電池材料について中国と共同研究を行った実験結果をもとに、小林教授が新しい理論をつくり、メンバーに丁寧なレクチャーを行う。
太陽電池材料について中国と共同研究を行った実験結果をもとに、小林教授が新しい理論をつくり、メンバーに丁寧なレクチャーを行う。さくらサイエンス参加後も、共同研究の継続をする予定。

画像:実験室にて実験中の様子中国からの来訪者に実験結果を説明
実験室にて実験中の様子中国からの来訪者に実験結果を説明

画像:研究室内にて撮影
研究室内にて撮影
画像:研究室内にて撮影
研究室内にて撮影

画像:実験室にて実験中の様子
実験室にて実験中の様子
画像:実験室にて実験中の様子
実験室にて実験中の様子

帰国前には日本科学未来館を来訪し、最新機械のデモなどの操作を楽しんだ。

今後の国際交流について  今回、私達の研究室に来訪した3人に、彼らの実験結果の理論的解析の説明を行って議論した。さくらサイエンスプラン参加後も共同研究を進めるため、引き受け研究者である小林孝嘉に是非とも上海に来て欲しいという要請を受けた。

活動報告