2014年度 活動レポート 第14号:デ・ラ・サール大学マニラ校 Diana Mae Calde

修了者・教員らからの声 第14号

溶接加工技術に関する豊富な知識を得る
Diana Mae Calde

Diana Mae Calde
デ・ラ・サール大学マニラ校

さくらサイエンスプログラム実施内容について

研修した大学 大阪大学接合科学研究所(JWRI)
招へいされた人 モンクット王トンブリ工科大学(タイ)、マラヤ大学(マレーシア)、インドネシア大学(インドネシア)、ハノイ工科大学(ベトナム)、デ・ラ・サール大学(フィリピン)より各2名ずつ、合計10名
実施した期間 2014年11月16日から22日
 

1.専門分野と日本の文化を学ぶ

大阪大学接合科学研究所でのプログラムに参加し、研究員の方々から専門分野や文化について多くのことを学びました。今回のプログラムではいくつかの研究所を見学したり、ダイヘン株式会社と株式会社島津製作所の2企業の見学、さらには大阪や神戸、京都の街の観光と、様々な活動をしました。

ダイヘン株式会社の見学では、溶接加工技術に関する豊富な知識を得ることができました。島津製作所では、科学に対する興味深い考え方を紹介していただきました。
また、大阪や神戸、京都の観光では、日本文化に対する視野が広がりました。日本の人々が時間を厳守することや先進的な科学技術が生活や文化に広く応用されている点については、特に印象に残りました。

2.さらに学習して再来日を希望

このプログラムへの参加は、非常に素晴らしい体験となりました。しかしながら、年齢や学習レベルがプログラムの成果に影響するとは限りませんが、今回のプログラムの参加者は私ともう1名の友人を除く全員が修士号、あるいは博士号を既に取得していました。

習得している技術、知識にも差があったため、見学時のプレゼン内容や質疑応答の内容が難しいと感じる場面が少なからずありました。参加者の学習レベルを同程度にするなど、今後改善をして欲しいと思います。

アジア諸国間のつながりを深めることは、今後より必要となってくると思います。このプログラムによって国同士のつながりが深まっていくことを期待しています。
日本の文化や科学技術を体験するため、また日本に来たいと思います。

接合研摩擦攪拌接合装置の見学

接合研レーザ溶接の実験設備見学の様子

ダイヘン工場見学

ダイヘンでの溶接体験