2014年度 活動レポート 第31号:熊本大学薬学部(1)

2014年度活動レポート(一般公募コース)第31号

ラオス保健科学大学の学生が無事到着、早速研修を開始(熊本大学薬学部その1)

熊本大学薬学部薬用資源エコフロンティアセンター 矢原正治

さくらサイエンスプログラムにより熊本大学薬学部に招へいされたラオス保健科学大学の学生10人と教員1人の一行11人が、8月25日朝、福岡空港に到着しました。すぐに高速バスで熊本大学へ移動。昼ごはんは「広島風お好み焼き(麺入り)」という純日本風の食事で歓迎しました。

ラオスの皆さんが元気に空港の到着ゲートを出てきました。さっそく、歓迎の記念写真です。

昼食後は、100周年展示室見学、学部長の挨拶、オリエンテーションでの本プログラムの説明の後、遺伝子機能応用学分野の研究の説明、大学院生の研究説明と研究室の見学を行い簡単な実習も行いました。本学の多くの先生方とスタッフの皆さんの協力とご支援によって順調にスタートを切りました。

オリエンテーションが始まりました。
遺伝子機能応用学分野の研究の説明もしました。
大学院生の研究説明と研究室の見学をしました。
簡単な実習にも挑戦しました。

ラオスの学生たちは、長時間の移動、到着後すぐに始まった研修プログラムという強行スケジュールでしたが、全員頑張って5時30分まで真剣に研修に取り組んでいました。

到着後、休むまもなく午後1時から5時半まで、初日の強行スケジュールを終了しました。

ラオスとの交流は、熊本大学が2009年、2010年の2回、「エコ ファーマを担う薬学人材育成プログラム」でラオスを訪問したことから始まりました。そのとき保健大臣、ビエンチャン衛生局、ラオス保健科学大学、ラオス国立大学、病院、薬局、製薬会社などを訪問してラオスの保健衛生、医療など現状を視察しました。

今回来日したラオス保健科学大学の学生とは、過去2回にわたり懇親を深め、2010年3月に薬学部間でMOUを締結しました。今回、「さくらサイエンス」に応募して採択されたもので、これを機に学生、大学間の親交をさらに深め、次の学生交流、研究交流に発展させる予定です。