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活動報告(公募計画コース) 第229号

中国・華東師範大学商学院より学生らを招へい

横浜国立大学

  横浜国立大学では、平成26年11月23日から12月6日にかけて、さくらサイエンスプランの科学技術交流活動コースにより、中国・華東師範大学商学院より学部学生15名、引率教員3名を招へいした(うち学生6名、教員2名は経費自己負担)。

 今回の交流活動のテーマは、「開発と環境問題」であった。開発による環境問題は、日本では特に20世紀後半の高度経済成長期に深刻化したが、送出し国の中国では今まさに喫緊の課題となっている。その意味で、中国の次代を担う学部学生が、日本の関連分野における先進的な科学技術に触れ、環境問題に関する理解を深めることは意義深いと思われる。

 また、活動の特徴は、本学経済学部が平成22年度以降継続的に実施してきた華東師範大学商学院との学部学生相互交流プログラムをベースとしつつ、本学工学研究院、環境情報研究院、都市イノベーション研究院等の自然科学系を含む研究機関と連携して実施される点にある。

 具体的には、(1)本学教員による特別講義、(2)関連する科学技術施設等でのフィールドワーク、(3)本学学生との英語でのテーマ・ディスカッションを中心とする相互交流という3つの要素を組み合わせて行われた。具体的な滞在日程は以下の通りである。

11月23日 羽田空港到着、横浜市内宿舎に宿泊
24日 午前:三菱みなとみらい技術館視察
午後:本学留学生寮(大岡インターナショナルレジデンス)にて交流活動
26日 午前:特別講義「都市化と環境問題」(都市イノベーション研究院・田中稲子准教授)
、施設見学
午後:本学学部学生との討論会1(開発と環境問題――現状と課題)
27日 午前:地球環境戦略研究機関(IGES)訪問
午後:三浦半島、鎌倉市観光
28日 午前:特別講義「環境問題と科学技術」(環境情報研究院・益永茂樹教授)、施設見学
午後:日本科学未来館視察
29日 午前:国立科学博物館視察
午後:科学技術館視察
30日 東京都内文化施設視察
12月1日 午前:かながわサイエンスパーク(KSP)視察
午後:本学学部学生との討論会2(開発と環境問題――解決策)Farewell party
2日 新横浜―京都(新幹線)移動
3~5日 京都産業大学など訪問
6日 関西国際空港から帰国


地球環境戦略研究機関(IGES)訪問


かながわサイエンスパーク訪問

華東師範大生のプレゼンテーション 

 上記日程からもわかるように、プログラムの活動内容は多岐にわたるが、最も大きなポイントとなるのは、本学学生との2回にわたる英語での討論会である。討論会では、双方の学生が事前に準備した日中双方の「開発と環境問題」に関する報告を行い、滞在中の講義や視察の内容を踏まえてその解決策が議論された。


白熱する横浜国立大生とのディスカッション

 最後に、このような貴重な機会を与えていただいたJST、およびプログラムに快く協力してくださった全ての方々および機関に、心から感謝申し上げたい。

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