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活動報告(公募計画コース) 第218号

ミャンマーから若手大学教員を招へい  その1

宮崎大学

 宮崎大学は平成26年4月にミャンマー連邦共和国科学技術省先端科学技術局(MOST/DAST)とMOUを締結し、工学部もミャンマーの工学系大学やコンピューター系大学と学術交流を始めました。今回のプランはミャンマーの工学系大学の教員を招へいして、わが国における再生可能エネルギー利活用の最先端技術を見聞してもらうとともに、宮崎大学の学生や若手研究者との交流を通じて、宮崎大学の魅力を体験してもらうことを目標に計画しました。
 招へいした研修生は若手の大学教員10名(女性9名、男性1名)で、招聘期間は平成26年10月1日~10日の10日間でした。


再生可能エネルギーグループと画像処理グループの関係者や招へいした研究室の学生全員の集合写真

 研修生一行が宮崎に到着して間もなく、Ko Ko Ooミャンマー国科学技術省大臣を迎えて開催された「日本・ミャンマー科学技術フォーラム」に参加しました。
 フォーラムでは科技大臣やKhin Maung Tin在日ミャンマー大使などの基調講演などを聴講し、これまでの宮崎とミャンマーとの交流活動について学びました。


Ko Ko Oo大臣およびKhin Maung Tin大使との集合写真

 再生可能エネルギーグループに先行して、同じくさくらサイエンスプランで招聘されたミャンマーの大学教員グループ6名(画像処理グループ)と宮崎大学における研修期間が重なったため、一部の行事は合同で行いました。

 画像処理グループと合同でKo Ko Oo大臣、Khin Maung Tin大使の視察を受け、研修の様子を紹介した後、研修生やチューターの学生が一人ずつ英語で自己紹介しながら大臣と談話しました。大臣はミャンマーの若い教員に対して、科学技術による国の発展の重要性を、また、学生には国際的な経験の重要性を話されました。

 その後、「ミャンマー国科学技術大臣記念講演会」に参加しました。会場は定員260名の教室でしたが、ほぼ満席になるほど教職員や学生で埋め尽くされ、ミャンマーに対する関心の高さがうかがえました。大臣は若い頃に大阪大学に留学されて学位を取られた経験があり、その時の体験談を分かりやすい英語で懐かしげに紹介されて、最後は学生への励ましの言葉で講演を締めくくられました。

Ko Ko Oo大臣による特別記念講演

満員の講演会場の様子


 研修生は、宮崎大学で集光型太陽光発電、太陽熱の高度利用技術、燃料電池や二次電池に関する講義を受けたり、実習を行ったりしました。さらに、集光型太陽光発電設備やビームダウン式太陽集熱施設といった大型設備の見学、再生可能エネルギー技術の農業分野への応用でLEDを用いた簡易植物工場の見学、講義担当者の研究室の見学などを行い、宮崎大学における再生可能エネルギー利用に関する先端科学技術研究の一端に触れることができました。

実習の様子

太陽集熱施設の見学



LEDを用いた簡易植物工場の見学

 さらに、宮崎大学フロンティア科学実験総合センターを訪問して、最新鋭の精密分析機器の見学や、宮崎大学独自のマルチファン乱流風洞実験施設を訪問したりしました。


宮崎大学フロンティア科学実験総合センターの訪問

最新鋭の精密分析機器の見学

宮崎大学独自のマルチファン乱流風洞実験施設の訪問


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