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活動報告(公募計画コース) 第199号

シンガポールの学生と学んだ沖縄の多彩なプログラム

国立・沖縄工業高等専門学校

 沖縄高専では、平成26年9月29日~10月8日の10日間、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の平成26年度「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(「さくらサイエンスプラン」)のプログラムを実施しました。

 本プログラムでは、シンガポールのTemasek Polytechnicにおいて選抜された9名の学生を沖縄高専に招聘しました。沖縄高専における教員・学生による国際的な研究活動、沖縄科学技術大学院大学(OIST)における先端研究活動、JAXA沖縄宇宙通信所、国際海洋環境情報センタ(GODAC)、国立海洋博公園における事業活動についてのセミナー聴講、施設見学をしてびました。

 国際海洋環境情報センタ(GODAC)を訪問し、独立行政法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)のしんかい6500などの有人潜水調査船や小型無人探査機などによる深海映像、海洋・地球環境情報の収集・加工・提供業務に関する説明や、深海魚などの様々な海洋動物の生体調査、海底資源の探索・調査、気象情報の収集活動などについて説明をうけました。
 深海での圧力がどの程度高いかを知るための深海実験を体験しました。


深海での圧力がどの程度高いかを知るための深海実験を体験した。

 沖縄高専の5学科(機械工学、情報通信、メディア情報、生物資源、総合科学)の教員・専攻科学生が国際学会などで発表した研究成果の英語プレゼンテーションを2日間の午後に分けて実施したました。
 各学科の発表の後、それぞれの研究室を見学し、研究施設や関連する研究の紹介を受けて理解を深めました。

研究成果の英語プレゼンテーション

研究の紹介を受けて理解を深めた。


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、 の統合追跡ネットワーク技術部 主任開発員による、高度情報通信ネットワーク社会の形成に貢献するJAXAの取り組みに関する講演会を聴講しました。
 データ中継技術衛星 DRTS こだま、技術試験衛星VIII型 ETS-8 きく8号、超高速インターネット衛星 WINDS きずななどのJAXA通信技術試験衛星やアジア地域におけるJAXA通信技術衛星の活用事例を聴きました。
 翌日、沖縄宇宙通信所の通信衛星データ管理施設を見学しました。

 沖縄科学技術大学院大学(OIST)を訪問し、主に、計算脳科学ユニット、情報処理生物学ユニットの研究内容・施設を見学しました。OISTは研究内容・設備ともに世界トップレベルの内容であり、参加者の多くが、将来、この大学で学ぶことを希望しています。

沖縄宇宙通信所の通信衛星データ管理施設を見学した。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)を訪問


 沖縄の伝統工芸であるシーサ陶芸の絵付けを体験しました。シーサは中国から伝来し、沖縄の民家の屋根や門に魔除けとして置かれているもので、アジアと文化的に交流の深い沖縄の歴史や文化を理解する体験となりました。

沖縄の歴史や文化を理解する体験もした。

日本企業の先端的な国際競争分野についての理解を深めた。


 元東芝アメリカ社・欧州社社長、電子部品営業事業部長による、「三星電子の光と影、三星飛躍の秘密」に関する講演と、元(株)東芝セミコンダクター&ストレージ社情報統括責任者 による、「半導体メーカにおけるICTと競争力強化」に関する講演を聴講し、日本企業の先端的な国際競争分野についての理解を深めました。

 沖縄の海や豊かな自然や歴史文化が体験できる海洋博公園を訪問しました。国営海洋博記念公園内には、ジンベエザメの複数飼育やマンタの複数飼育で世界初の飼育管理技術を有する美ら海水族館があり、水質管理施設とジンベェザメの餌やりを見学しました。


ジンベェザメの餌やりを見学した

 一般には入れない巨大なフィルタ群がある施設や温度管理を行っているバックヤードを見ることが出来、その水質管理技術の高さに驚いていました。

 また、2,000株以上のランを管理している熱帯・亜熱帯の温室施設を見学しました。沖縄を含めた太平洋地域における海洋民族の歴史や文化を伝える沖縄海洋文化を見学し、海洋でアジア・太平洋の諸島とつながる沖縄の海洋文化を学びました。

熱帯・亜熱帯の温室施設を見学した

海洋民族の歴史や文化を伝える沖縄海洋文化を見学した。


活動報告