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活動報告(公募計画コース) 第194号

モンゴル高専の学生たちがものづくりや日本の文化を体験 その1

サレジオ工業高等専門学校

 さくらサイエンスプランの交流事業として、2015年1月12日から19日の期間、モンゴル高専の学生10名が教職員4名と共に来日し、サレジオ高専との国際交流プログラムがスタートしました。
 来日当日の1月12日は、滞在先のサレジオ高専男子寮で寮生との対面式を行いました。

 翌日13日には、サレジオ高専の施設見学をしました。特に日本の高専の特徴である学生が自由にものつくり実習ができる「夢工房」を見学して、モンゴル高専の学生や教職員ともに「モンゴルにおいても同様の施設が欲しい」との意見がでました。


物性演習室の前にて授業内容の説明

 3日目の14日は、第1回日本文化体験としてサレジオ高専英語科の教員で狂言師でもある野島伸仁先生による狂言体験授業がありました。日本の伝統芸能の狂言と能に関する講義を受けたあと、基本動作の「摺り足」や「小舞」を学び、実際にいくつかの基本動作を体験しました。はじめて体験する狂言にモンゴル高専の学生は、感動と共に楽しんでいました。

狂言でお酒をのむ動作を体験

笑いの動作にて記念撮影


 午後には、第1回ものつくり教室として、ソーラーカーキットを組立て、競技大会を開きました。第1回目は市販のキットを用いたものつくり教室でしたが、ソーラーパネルの電力が、どれだけの光源で得られるかを体験する内容でした。組立キットは、レベルの高いものでしたが全員完成して、競技を行うことが出来ました。

ソーラーカーキットに日本国旗とモンゴル国旗を取り付けています。

組み立てたソーラーカーを一斉に走らせて競技



競技終了後の記念撮影です。

 4日目の15日は、第2回日本文化体験としてサレジオ高専の竹下尚克先生と茶道愛好会による茶道体験授業がありました。はじめに茶道に関する講義を受けたあと、作法を確認しながらお菓子(主菓子、干菓子)と薄茶を頂きました。
 その後に、学生全員が実際に薄茶のたて方を体験しました。質疑応答では、茶道における細かな作法に対して、モンゴル高専の学生から多くの質問が茶道愛好会のメンバーにありました。第1回の日本文化体験と同様に、はじめて体験する茶道にモンゴル高専の学生は感動したようです。

 午後には、第2回ものつくり教室として、機械電子工学科の米盛弘信先生の自作キットである「トナカイ君」を作りました。トナカイ君は4足歩行ロボットで、光センサーを搭載することで、障害物があると停止します。
 モンゴル高専の学生の実力発揮で、早いペースで基盤にハンダ付けをしていました。完成した基盤はサレジオ高専の支援学生により動作確認のあと、ギヤボックス上のユニバーサルシャーシ上に組み込み、光センサーを取り付け完成させました。


茶道体験で、お茶をたてました。

4足歩行ロボットの組立

基盤にハンダ付けをしています。



4足歩行ロボット「トナカイ君」を組み立て記念撮影

 交流スタートからの4日間は、順調に進んでいます。後半も多くのイベントを予定していますので学生が体調崩すこと無く、無事にプログラムを終えることを願っております。

活動報告