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活動報告(公募計画コース) 第172号

タイ・ベトナムの学生が高知の環境や農林水産業技術について学ぶ その1

高知大学農学部

 JST日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援を受け、カセサート大学(タイ)、コンケン大学(タイ)、ハノイ教育大学(ベトナム)の学生10名、引率教員1名が来日し、11月10日から19日までの10日間、高知県の環境や農林水産業技術について学びました。


高知空港に到着

11月10日(月) 来日、歓迎会

 熱帯のタイとベトナムから来日した参加者は、日本の寒さに驚きつつ、早速歓迎会を通じて本学の学生や留学生との親睦を深めていました。


歓迎会での集合写真

11月11日(火) 学長訪問、特別講義

 午前中は、脇口学長や櫻井総務担当理事、菊地国際連携推進センター長への表敬訪問を行いました。午後は、東京大学大学院農学生命科学研究科教授・黒倉 壽先生から、漁業と漁村の振興に関する講演を受講しました。講演後には、招聘学生から震災後の漁業や漁村の復興に関する問題や日本の漁業について、参加者から多数の質問が寄せられるなど、関心の高さがうかがえました。

11月12日(水) 農場実習

 高知大学農学部の南国フィールド(旧農場)にて、高知県の農業の状況や農産物の特徴についての講義を受けた後、最先端の農業技術に関する実習を行いました。高品質トマトやシクラメン、渋柿の栽培技術に関する説明やミカンの収穫体験等を通じ、タイやベトナムとの栽培品種や技術の違いについて学びました。ビニルハウス内でのトマトの溶液栽培技術や収穫物の品質管理技術について、自国の状況と比較し深く感銘を受けたようです。


農業実習でシクラメン栽培施設を見学

高品質トマト栽培施設の見学

ミカンの収穫体験


11月13日(木) 高知県農業技術センター,牧野植物園

 午前は高知県の農業技術センターを訪問し、夜間電力を利用した省エネ型のユリのハウス栽培技術や、高温に強いコメ品種の開発など、地球温暖化に対応するための最先端の農業技術に関する説明を受けました。特に、コメの等級選別の実演に強く興味を引かれたようでした。この日は、地元テレビ局の取材もあり、参加者はやや緊張した面持ちで説明を聞いていました。午後は高知県立牧野植物園にて、植物標本の作り方や標本庫、牧野文庫等の見学を行いました。また、ゴムに関する展示コーナーの見学を通して、日本と熱帯諸国の親密なつながりについて学びました。


コメの品種改良について説明を受けている様子

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