2014年度 活動レポート 第136号:ナプソン株式会社

2014年度活動レポート(一般公募コース)第136号

中国科学技術大学の大学生らが日本企業を中心に文化・科学技術交流

ナプソン株式会社 中本昌雄
株式会社 アイ・ピー・フロント 余 東
キャッセイ・トライテック株式会社 陳珮瑾

「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(「さくらサイエンスプログラム」)の支援を受け、中国科学技術大学の29名の大学生及び大学院生が来日し、11月4日から13日までの10日間にわたり、日本の企業訪問を中心とした多彩な文化・科学技術交流活動を体験しました。

中国科学技術大学は中国科学院所属の中国著名大学の一つであり、日本にも何百人の卒業生が活躍しております。今回のプログラムは、同大学の出身者3人が所属している企業3社が受け入れ機関としてそれぞれ招へいし、共同で企画及び交流活動を実施しております。

日本で活躍する中国科学技術大学OBとの記念写真。

11月4日、学生29人が無事に成田空港に到着しました。ちょうどアメリカの某有名歌手の同時到着でターミナルは大混雑、学生達は戸惑いながらも歓声を上げていました。

成田空港で記念写真。

11月5日、6日は千葉エリアでの活動として、ナプソン(株)の千葉技術センターでの交流活動を中心に、IPフロント(株)、(株)イトーキ、小池酸素(株)、双葉電子工業(株)など周辺企業の工場を見学しました。

ナプソン(株)千葉技術センターでの交流。

小池酸素(株)での見学。

11月7日、8日は文化交流活動として、箱根・富士山近辺の観光活動を行いました。秋色に染まり始めた異国の大自然は若い少年少女達を陶酔させました。

箱根・富士山近辺観光。

11月9、11日は東京大学本郷キャンパス、三菱みなとみらい技術館、日産自動車横浜工場及び国立情報学研究所などを見学しました。東京大学では、ガイド役の現役東大生らと英語で交流しながら、歴史ある大学の雰囲気を体で感受しておりました。国立情報学研究所では、プリンスプル研究系助教授小林亮太先生による「人間のように思考するコンピュータは作れるのか~脳の情報処理プログラムを探る~」と題した講演を受講しました。

東京大学赤門前で記念写真。

現役東大生と談笑。

11月12日のプログラム最後日は、受け入れ機関の1社であるキャッセイ・トライテック(株)技術者の皆さんと交流しました。夕方の打ち上げパーティーには、日本で活躍する同大学OBらも多数参加し、プログラムの大成功を祝いました。

プログラム終了証書の授与式。
 

最後に、支援していただいたJSTの皆様及び受け入れ機関三社スタッフの皆様に厚くお礼申し上げます。